ごはんで解決!~下半身太りの悩み・・・食事改善+マッサージ~ 2021年05月31日

2021年の折り返しまで、あと1か月を切りました。この間、2021年になったばかりと思っていましたが、時が経つのは早いですね。「今年こそは!」と新年に目標を立てたことを、皆さんは実行できていますか?「〇〇こそ!」と思いながら、なかなか実践できないことってありますよね。三日坊主にならず決めたことを続けるには、日ごろ意識せずに行っている事とセットにすると続けやすいと言われています。今回は、食事改善と一緒に習慣化することで効果絶大になるお話をしたいと思います。

下半身太りが気になる方・・・結構いらっしゃると思います。下半身太りになっている人の多くは、皮下脂肪がついています。これは女性に多い症状です。私はこのコラムを通して、「ごはんとお味噌汁」をしっかり食べることの効果をお話ししてきましたが、下半身太りは、残念ながら食事だけではよくなりません。冷えや循環の悪さが原因である事が多く、お尻や太ももにセルライトがついているケースもあります。このセルライトは、食事だけではとれない為、マッサージなどを加える必要があります。

「ごはんとお味噌汁」でしっかり食事をして、体温を上げて、運動・マッサージなどを併用すると、時間は少しかかりますが、スッキリしてくるはずです。メタボ体型の改善より、下半身太りの改善には時間がかかります。だからこそ、継続が必要。マッサージのポイントは、気になるお腹まわりや太ももを両手で「つまむ」「つまむ」「つまむ」これだけでOK。初めは少し痛いのですが、身体にはりついているセルライトを破壊し易くなります。もちろん、痛すぎない程度に加減してくださいね。痛みはストレスになり、継続を拒みます。ゆっくりと鼻呼吸をしてゆったりした気持ちで続けられるといいですね。

続けるコツは、冒頭でも触れたように、日ごろ意識せずに行っている事とセットにすること!例えば・・・お風呂の湯船につかっている時間にマッサージをしてみる。これはお風呂で体も温まっているので、より効果的です。そのほか・・・寝る時。お布団に入って眠りにつくまでの間に、軽くマッサージ・・・というのも、続けやすいです。ただし、就寝前は心身を「リラックス」させることが良い睡眠につながりますので、痛みを感じない程度に行うようにより注意してくださいね。その他、朝、洋服に着替える時間や、テレビを見ながら・・・等も継続し易いです。

下半身太りが気になる場合の食事は、出来るだけ温かいものを摂るように心がけることもポイントです。私がいつも「ごはんとお味噌汁」をススメるのは、身体を内側から温め易くする為です。特に、「ごはん」は、麺類やパンなどと比べて意識しなくても咀嚼回数が増える食材です。咀嚼は、体を内側から活性化し温めることに効果をもたらしてくれます。下半身太りが気になる場合、是非、ごはんをよく噛んで食べ、マッサージを生活の一部に取り入れてみてくださいね。

柏原 ゆきよ先生プロフィール

  • 一般社団法人 日本健康食育協会 代表理事 一般社団法人 食アスリート協会 副代表理事 一般社団法人 日本こども成育協会 アドバイザー 管理栄養士

    4万人以上の食サポートの経験から、日本人の体質とライフスタイルに着目し、お米(雑穀米)を主軸に「しっかり食べて太らないカラダづくり」を目指す独自のメソッドを確立。 これまで多くのトップアスリートや企業経営者、モデルなどへ食生活サポートやアドバイスを行い、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌など多数のメディアに出演。 子どもから高齢者、女優やトップアスリートなど幅広いクライアントへの結果の出るアドバイスに定評がある。 20年におよぶ健康ブランディングの専門家として社員研修やメニュー開発、大人向け食育セミナーの監修、上場企業や全国の地方自治体と健康プロジェクトを推進するなか、「健康食育マスター講座」を主宰し、健康食育の専門人材育成にも力を注いでいる。 また、2008年より定食チェーン大戸屋の食育プロジェクトにて、社員研修、メニューアドバイス、食育セミナーの監修などを行う。 著書は、『~ズボラな人に朗報!~食べて飲んでおなかからやせる』(かんき出版)、『お腹からやせる食べかた』(講談社)など累計 10 万部を超える。 そのほか、食べてやせる具体策をお届けする無料メルマガ『おなかやせメール』も人気となっている。