ごはんで解決! ~お米をもっと自由に楽しむ② 2023年03月01日

寒暖差があるものの、だいぶ日差しが温かい季節になってきましたね。早咲きの桜も咲き始め、今年こそお花見!と楽しみにしている方も多いかもしれませんね。さて、先週から「お米をもっと自由に楽しむ」と題して、ジャスミン米について3回シリーズでお話をしています。今回は、ジャスミンライスと日本のお米の違いについてです。

ジャスミンライスの特徴は香りだけではない!

ジャスミンライスは、様々な種類があるタイ米の中でも最高級と言われているお米です。日本のお米の中でも、ササニシキやコシヒカリなどのように、味や香り、粘りなど品種に違いがあるように、タイ米にも品種があり、その最高級品種として君臨しているのが、ジャスミン米です。甘くて香ばしい香りが特徴的でもあります。一般的なタイ米に比べて、甘味が強く、粘り気も感じることができる味わい深いお米です。カロリーや栄養価が気になる方もいるかもしれませんが、多少の違いはあれ、日本米と大きく変わる特徴的な事はありません。ですから、普段から私がオススメしている「ごはん中心の食スタイル」に、日本米の代わりに置き換えても全く問題ないと考えています。むしろ、食卓のレパートリーが増えて、日々の食事が楽しいかもしれないですよね。

ジャスミン米は、粘りもあり、ボソボソした感じにはならないので、従来のタイ米の食べ方のように、ごはんの上に少し汁気の多いものをかけて一緒に食べる必要もなく、定食スタイルを楽しむことも出来ます。私は以前から、こちらのコラムで「ごはん+具沢山お味噌汁」を日々の中心に添えると、お酒も甘いものといった、好きな物をやめることなく楽しめるバランスになりますよ・・・とお伝えしていますが、この「ごはん」を「ジャスミン米」に変えるだけで、日々の軸となる食事の選択肢もググっと広がる気がして、とても楽しい気持ちになりました。具沢山のお味噌汁と併せる際は、キムチを入れたり、魚醤を少し加えたり、ほんの少しパンチのある味付けにすると、とても合う事も分かりました。私が食べているロイヤルアンブレラのジャスミンライスは、咀嚼をすればするほど、日本米のように口の中で甘味が広がり、日本のお米と同様に色々な楽しみ方ができます。もし、スーパーなどで、日本のお米ではなく、ジャスミン米を見かけたらチャレンジしてみてくださいね。

次回は、ジャスミン米をより美味しく楽しむための、献立のコツをお話ししたいと思います。

「ごはん中心」の食事スタイルが、より華やかになり、しっかり食べることが楽しくなると思いますよ。

 

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。