ごはんで解決! ~お米をもっと自由に楽しむ③ 2023年04月04日

東京は新緑まぶしい葉桜がチラホラ増えてきました。いよいよ2023年4月。新年度スタートですね。さて、1月から「お米をもっと自由に楽しむ」と題して、ジャスミン米について3回シリーズでお話をしています。今回は、ジャスミンライスの最終回!もっと気軽に楽しむメニューアレンジをお伝えします。

 

ジャスミンライスをもっと気軽に!

 

前回、私が日ごろからオススメしている日常食…「しっかりごはんと具沢山お味噌汁」をジャスミンライスで置換えるお話をしました。日本のお米とは特徴は違いますが、主食となる「ごはん」の種類を変え、日本型食生活を楽しむ方法もあると考えています。一方で、ジャスミンライスの特徴を活かして、非日常を楽しむ食事もいいですよね。

おススメは「ガオマンガイ(海南チキンライス)」と「パエリア」です。どちらも、手間なく楽しめます。例えば・・・「ガオマンガイ(海南チキンライス)」は、鶏肉とお米を一緒に炊飯器で炊き込めます。水の代わりに、鶏ガラスープ(お米2合の場合、お水に鶏ガラスープの素を小さじ1程度でOK)、おろしにんにく、おろししょうが、塩コショウをお好みで。もしあれば、長ネギの青い部分を一緒に炊き込むだけで、本格的な味わいに・・・。

タレとして、長ネギのみじん切り、すりおろしたショウガ、醤油、オイスターソース、砂糖、みりん、レモン汁、ごま油を少々、お好きな方はナンプラーで風味付けすれば完璧です。特にタレは、色々と分量を変えて好みの味を探してみてくださいね。

「パエリア」は、パエリアの素を使えばとても簡単です。オリーブオイルをひいたフライパンにジャスミンライスを洗わずにいれ炒めます。シーフードや鶏肉、お野菜など好みのものを足して、パエリアの素を入れたら、お米や具材がヒタヒタにかくれる程度の水を追加。グツグツと沸騰したら弱火にしてフライパンの蓋をします。ごはんは少し芯が残る程度が美味しいですが、硬さが気になる方は、途中でお水を追加してかきまぜた後に蓋をすればOK。

きちんと分量を量らなくても、途中で蓋を外してしまっても美味しく出来る手軽さが私は大好きです。特に香りの高いロイヤルアンブレラのジャスミンライスは、無印良品さんで手に入れる事ができます。カレー用に、レトルトパックになっているジャスミンライスもありますので、興味のある方はパックごはん+カレーを試してみるのも良いかもしれません。

 

さて、3回にわたって「ジャスミンライス」についてお話してきました。楽しんでいただけましたか?現代は、色々な健康情報などがあり「食」にストレスを感じている方が多いな・・・と感じています。食にストレスを感じずに楽しめるように、これからも色々と発信をしていきたいと思います。次回は、季節の変わり目に、体調を崩さない食べ方についてお話します。

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。