お米には実る順番があるのです。。。
長野県は、北アルプスの山々など雄大な自然があたりに広がり、松本や軽井沢、安曇野な名所が多いことで知られている県であります。
この自然あふれる土地柄での農作物は、リンゴや野菜が有名ですが、実は隠れたコメ処の県でもあります。コメといえば、新潟コシヒカリを筆頭とする北陸、近年は芸能人/マツコ・デラックスさんのCMでもお馴染みの新品種ゆめぴりかで注目が集まっている北海道、コシヒカリと同様にメジャー品種であるひとめぼれ・あきたこまちの生産エリアである東北が挙げられます。
ただ、長野県も負けていません。東北・北陸と同等、それ以上にコメの美味しさを決めるデンプンの充実度が高まる要因である昼と夜の温度差が大きいこと、かつ、信濃川などの河川の清流に恵まれており、良品質のお米が生産されています。その証拠に長野県で一番収穫量が多いコシヒカリについては、農水省が管轄している農産物検査法に基づいた玄米検査時の品質を示す最高1等米の割合は、90%台であり全国トップクラスです。
その長野県コシヒカリの中で今回お勧めする「一番開花」はこだわりをもったブランド米であります。「一番開花」の特徴として、推奨している全農長野グループさんの紹介では、県北部の雪深い北信州の清流が育てた良食味米「北信州こしひかり」の大きな粒を選別したお米で、選別内容は、一つの穂には100~120粒のお米がつきますが、開花時は穂の先端から1週間くらいかけて咲くので、早く花の咲いた粒は大きく育ち、遅く花の咲いた粒は大きくなれず、「一番開花」はその名の通り、早く咲いた大粒のこだわり米を選別をする事がアピールポイントです。実際に試食してみると、他県の一般コシヒカリより粒が大きく感じ、日本一のコメ処新潟のコシヒカリ同等の粘りもあり、正当派の良品位のお米であると強く感じました。