ごはんで解決!① ~今ごろ現れる残暑の疲れに、気を付けたいこと 30代~40代~ 2019年11月13日

今年は、夏の猛暑日に続き、台風などの影響で日々の寒暖差が大きい日々が続いていますが、皆さん、体調を崩していませんか?

2度ほどこのコラムで、「疲れない体をつくるごはんの食べ方」について「ごはんとお味噌汁」をしっかり食べると良いですよ!とおススメしてきましたが、暑い季節になかなか、実践できなかった方も多いかもしれませんね。

そして、夏の疲れが今頃表れている方も多いかもしれません。

 

30代は代謝が悪くなってきたことを感じ始める時期です。

特に傷の治りが遅くなったな… 爪がもろくなってきたな…ということが気になりだしたら代謝が落ちているサインです。もちろん、疲れもなかなか抜けません。

男性ならお腹がでてくる人が増えてきますし、

女性の場合は、肌の老化を感じはじめるときです。

 

また、30代のうちは、目に見えた老化はみられませんが、この時期の過ごし方によって、

その先にグッと老ける人、いつまでも若々しい人に分かれます。

 

そこで30代は、冷えない身体をつくることを意識しましょう。ごはん、発酵食品などのエネルギー源や温かいものを食べるようにするといいですよ。

また、肌の乾燥が気になる方は、小麦よりお米をしっかり食べることをおススメします。

ついつい冷たいものに手がのびてしまう季節が終わった今だからこそ、温かいものをしっかり食べるチャンスです。

 

40代に入ると、基礎代謝がグッと低下してきます。何もしないと筋肉の減少が顕著になり、基礎代謝も落ちてしまいます。

そこで、40代のうちは、筋力を保つように心がけてください。ストレッチ程度で十分なので、寒い季節が来る前に、体を動かすというクセをつけましょう。体を軽く動かすだけで、血流がめぐり疲れも抜けやすくなりますよ。

柏原 ゆきよ先生プロフィール

  • 一般社団法人 日本健康食育協会 代表理事 一般社団法人 食アスリート協会 副代表理事 一般社団法人 日本こども成育協会 アドバイザー 管理栄養士

    4万人以上の食サポートの経験から、日本人の体質とライフスタイルに着目し、お米(雑穀米)を主軸に「しっかり食べて太らないカラダづくり」を目指す独自のメソッドを確立。 これまで多くのトップアスリートや企業経営者、モデルなどへ食生活サポートやアドバイスを行い、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌など多数のメディアに出演。 子どもから高齢者、女優やトップアスリートなど幅広いクライアントへの結果の出るアドバイスに定評がある。 20年におよぶ健康ブランディングの専門家として社員研修やメニュー開発、大人向け食育セミナーの監修、上場企業や全国の地方自治体と健康プロジェクトを推進するなか、「健康食育マスター講座」を主宰し、健康食育の専門人材育成にも力を注いでいる。 また、2008年より定食チェーン大戸屋の食育プロジェクトにて、社員研修、メニューアドバイス、食育セミナーの監修などを行う。 著書は、『~ズボラな人に朗報!~食べて飲んでおなかからやせる』(かんき出版)、『お腹からやせる食べかた』(講談社)など累計 10 万部を超える。 そのほか、食べてやせる具体策をお届けする無料メルマガ『おなかやせメール』も人気となっている。