ごはんで解決!~今年こそ!体も心も整えて太りにくい身体を手に入れる 2022年01月04日

年末年始は、クリスマスやお正月など、普段と比べると晴れやか豪華な食事が増えますね。年に数回のまとまったお休み。日ごろの疲れを取りたいし、外で体を動かしたいと思っても、寒さに少々後ろ向きになったり・・・・毎年この時期、「今年こそは、お正月太りを何とかしたい!」という方が多くいらっしゃいます。

私はこのコラムを通して「ごはんとお味噌汁」の食事スタイルをおススメしていますが、「ごはん」=「太る」と思っている方も、まだまだいらっしゃいますよね。特に「お正月食べすぎてしまったなぁ」と感じている方は、「しっかり食べる」事に罪悪感や不安があり、「ごはんとお味噌汁」をしっかり食べる事が怖い方もいるようです。そこで、今回は年の初めという事もあり、改めて・・・ごはんをしっかり食べることで体も心も変わる!というお話をしたいと思います。

私たちの身体は、約60兆個の細胞で構成されていると言われています(諸説あり)。肌も髪も臓器も神経もすべて細胞からできていて、細胞は毎日、新陳代謝によってどんどん作り変えられています。つまり、食べものは一つひとつの細胞を作る材料。そして、その細胞を作り出す力も、食べたものから取り入れています。生きている限り細胞は作り続けられるため、何歳になっても「いま」食べているものに、私たちの身体は影響されます。また、私の経験上、食を変えると体よりメンタル面の方が早く変化を感じる傾向もあります。このような変化はあるのは、心を司る神経伝達物質や脳細胞も、食べたものから作られているからです。何をどう食べるかによって、実は身体の状態(老化のスピード)も心の状態も大きく変わります。小さな改善で、身体も心も確実に変わっていきます。

「食べること」は、私たちがあまり意識せずに習慣化していることの1つです。だからこそ、食べることに対する意識、食べ方、食べるタイミングをほんの少し変えるだけで、効果を実感し易くなります。多くの方の食事のアドバイスをしていますが、「痩せるぞ!」「〇〇を食べないようにするぞ!」などの「やる気」を持続させ結果を出している方は全体の2割程度でしょうか・・・でも、食べても太りにくい身体を得るために、実は「やる気」は必要ありません。習慣化している食事をほんの少し見直すだけで良いのです。食べたものをきちんと代謝し、身体に必要のないものを外にきちんと排出する力、体温を維持し免疫力を高める力、ストレスを人生のスパイスにできる力、様々な「力」をつけるためにも、2022年も「ごはん」を味方に、お味噌汁と組み合わせて食べていただきたいと思います。

お正月の食べすぎも、「ごはん」と野菜たっぷりのお味噌汁を、6:4の割合で、よく噛んで召し上がってみてくださいね。ごちそうで疲れた胃腸を労わりながら、寒さに負けない太りにくい元氣な体になりますよ。

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。