ごはんで解決!~我慢せず、選択できるようになると…うまくいく 2022年02月01日

早いもので、2022年も1カ月が過ぎ暦の上では立春間近ですね。今年は寒気の影響で暖かくなるのは、もう少し先。春の訪れもゆっくりのようです。

さて、年の初めに皆さんはどんな目標を立てましたか?そして、1か月を振り返ってみていかがですか?食事のサポートをしているとよく「意志が弱くて、ダメなんです」とか「どうしても、決めたことを続けられないんです」という方にお会いします。意志が弱いから目標が達成できない・・と考える方が多いようですが、私はそう思いません。目標を立ててもどうしても続かない・・・という方は、一度、目標の立て方自体を考え直してはいかがでしょうか?

私が食事のアドバイスをする時は、まず未来の成功した自分を明確にイメージしてもらうようにしています。例えば、「履けなくなったジーンズをもう一度着て〇〇に出かけたい」等です。「お菓子をやめる」とか「ジュースやお酒を飲まない」等の目標は立てません。また、「頑張って毎日腹筋を〇回する」なんて、目標も立てません。履けなくなったジーンズを履けるようになるためには、まず習慣化している事をほんの少し見直すところから始めます。例えば…間食によくお菓子を食べている場合、そのワケを考えます。「お腹がすいて」なのか「なんとなく口寂しくて」なのか「そのお菓子が大好きで食べるとやる気になるから」なのか…必ず理由があるはずです。その理由によって立てる目標が実は変わります。例えば、「お腹がすいてお菓子を食べてしまう」のであれば、食事の時のご飯の量を見直す(増やす)、食べる組み合わせを見直す、食べるスピードや咀嚼回数を意識するなどです。やる気スイッチの入るお菓子であれば、無理してやめず、他の食習慣を見直す事も考えます。一気に何かを変えようとするのではなく、ほんの少し習慣化している事を、ほんのちょっとだけ変える事を意識しましょう。そうすることでより実践し易い具体的な目標が見つかります。

また、食習慣を見直す時、「ごはん」を味方につけると、色々な事がクリアになります。

私たちの身体は、私たちが思っている以上にエネルギーを使います。最近のローカロリー志向により、「カロリー=悪」「炭水化物=悪」というイメージが強く、エネルギー不足の方が実はとても多いのです。その為、身体はどうしても甘いもの(お菓子だけでなく、缶コーヒー飲料など)を欲しがる傾向にあります。そこで、脂質の少ない「ごはん」の出番。例えばお握りを1つ持ち歩くと、エネルギー不足の際はきちんと「捕食」となり、口寂しい時は、「今、このお握りは食べられないな・・・」と、冷静になるキッカケになります。目標の為に、何かを我慢するのではなく、何を食べようか・・・と選択する力がつくと、なりたい自分がグーンと近づいてきます。これからも、皆さんがストレスなく、元氣に若々しく、そしてキレイを実現できるお米生活について、お伝えしていきたいと思います。

 

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。