ごはんで解決! ~「食欲の秋」をしっかり楽しむコツ・・・ 2023年11月01日

寒暖差があるものの気温もようやく落ち着き過ごしやすくなりましたね。猛暑の影響で野菜が高値で店頭に並んでいますが・・・秋の味覚を目にするとやはり少しワクワクしますよね。なんの炊き込みごはんにしようかな?お鍋の具材は何にしよう?食後のフルーツも忘れずに・・・なんて考えていると、ついつい「食べすぎ」という言葉が頭をよぎるはず。でも、心配はいりません。今回は、食欲の秋をしっかり楽しむコツをお伝えします。

旬を味方につける

旬の食材には、様々なパワーがあり、体にとってとても良い影響があると言われています。例えば・・・夏が旬の野菜は、身体を内側から冷やすものが多いですよね。では、秋に旬を迎える食材には、どんなパワーがあるかご存じですか?秋は、夏の疲れを整えるために、栄養価が高いものが並びます。例えばチンゲン菜。β-カロテンを多く含む緑黄色野菜で、鉄、カルシウム、カリウム、ビタミンC等も豊富です。きのこ類も美味しい季節ですよね。きのこ類は食物繊維が豊富です。腸内環境を整えて、排出する力をつけておくと、しっかり食べても安心です。

日常食と非日常食を使い分ける

食欲の秋をしっかり楽しむために意識したいのは、ごはんとおかずの比率です。ついついおかずを多めに食べ、ごはんを少なめにしがちですが、実はそのバランスだと代謝が活性化されず太りやすくなります。食べたものをしっかりと燃やし、エネルギー源として使うためにも、ごはんをおかずより多くしっかり食べましょう。もちろん、お鍋をメインにしたい日もあるでしょう。その時は、メインのお鍋を存分に楽しんで下さいね。その代わり、その前後の食事を日常食・・・つまり、おかずを少なめにし、しっかりご飯を食べるバランスに整えてみてください。ごはんをしっかり食べると、太りそうと思っている方も多いと思いますが、ごはんは脂質が少なく、体内でエネルギーとして燃焼しやすい食材です。ごはんには、たんぱく質も含まれていますので、おかずを減らしても心配する必要はありませんよ。また大豆商品と一緒に食べると、私たちにとって必要な必須アミノ酸がきちんと補えますので、是非、納豆やお豆腐などを組み合わせることをおススメします。【ごはんをしっかり+具沢山お味噌汁】を楽しむ日常食と、あまりバランスを考えずに味覚を楽しむ非日常食を上手に使い分けながら、食欲の秋を思いっきり楽しみましょう。

 

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。