ごはんで解決! ~好きな食べ物を我慢せず、食べるための一工夫 2022年11月02日

今年も残すところ2ヶ月あまり・・・新型コロナの影響は残るものの、年末年始の準備を考え始める頃ですね。クリスマスケーキやお節料理のカタログを目にする機会も増えましたね。

さて、皆さんは美味しそうな料理やスイーツのカタログを見た後、美味しそう!と思いながらも、頭のどこかで「でも、太りそう・・・」とか、「これ食べちゃって平気かな?」などと考えることはないですか?

私は、日ごろから「食べてはいけないものはない」と考えています。自分が食べたいものは、体が欲しているものだし、我慢はストレスの元です。ただ、ほんの少しコツがあります。

 

食を「日常食」と「非日常食」に分けて考えると制限なく好きなものを楽しめます。

 

日常食は、身体を作るための基本となる普段の食事。非日常食は、ごちそうや宴会、嗜好品などをとることで、豊かさや楽しさを優先する食事のことです。

 

日常食は、ごはんとお味噌汁中心とした、おかず少なめのシンプルな食事にすることをおススメしています。一方、非日常食は日常食と違ってたまに食べるものなので、細かいことは気にしなくて構いません。

カロリーが高い食事も1回では太りませんし、普段の食事で腸内環境を整えていれば、体にためておきたくないものも、すぐに排出することができます。食事の量を減らしたり、食べないように我慢するよりも、ストレスも溜まらないし、ずっとラクです。ただし、非日常食が続けば、それが日常食になってしまいかえって体に悪い場合があります。

あくまでも、土台となる日常食は、おかずを少なくし、ごはんをしっかり食べましょう。

実は、日常食・・・体にも心にも良いだけでなく、他にも良い事があるんです。例えば、おかずが少ないと、食事の支度もラクになりますし、食費もかなり安くなります。また、お味噌汁を上手に活用することで、野菜のメニューにあれやこれやと悩まず、献立自体もシンプルになります。食事がシンプルになると買い物もラクになり、冷蔵庫の中身もスッキリします。忙しい現代人には、実はとても理にかなった食事スタイルです。

皆さんも是非、「日常食」と「非日常食」という考え方を軸に、食事を楽しんでくださいね。

津田 慶彦プロフィール

  • 東京都生まれ。CVSの米飯商品マーチャンダイザーから米専門商社に転身し全国の米を食べまわる。自宅には電気炊飯器が無く、米は土鍋で毎日ガスで炊くと言うこだわり。好きな品種はササニシキ。好きなおかずはきゅうりの浅漬けと納豆。