ごはんで解決! ~熱中症対策にもお米は有効 2023年07月06日

暑い日が続いていますね。今年も夏は酷暑になりそうですね。

現在、「熱中症」で救急搬送される方も増えているようです。皆さんは何か対策をされていますか?水分をとる、塩分をとる・・・など色々な対策が話題に上りますが、実は「ごはん」も熱中症対策には有効です。そこで今回は、簡単にできる熱中症予防法をお伝えします。

 

ごはん・・・しっかり食べていますか?

 

まず、熱中症が起こるメカニズムについて解説しますね。熱中症は、血流や発汗の不具合で体内に熱がこもった状態です。

体内の熱を外部に逃がすためには、熱をもった血液が皮膚表面で放熱して温度を下げて体内に戻り体を冷やす、という血液循環が必要です。しかし、暑さによって汗などで水分が外に出てしまい血液がドロドロになると、放熱がうまくいかず、体内に熱がたまってしまいます。また、汗が蒸発するときにも体の熱を奪いますが、多湿な環境下でうまく発汗できないと熱中症のリスクが高まります。日ごろから軽い運動をするなど、発汗できる身体づくりも大切です。熱中症は重症化すると、脳や心臓などの重要な臓器にダメージを与える可能性があるため予防が重要!だからこそ、熱中症予防には、適度な運動と血液や汗の材料になる水分補給が大切と言われています。

活動量や体型などで個人差はあるものの、厚生労働省が採用している1日に必要な水分量の目安を見てみると以下のモデルケースが記されています。「人間が1日に排泄する水分量2400mlを補うために、飲料水から1000ml、食物から1100ml、代謝水で300mlが必要」。ここで、注目したいのは体内の水分補給は水を飲むだけでなく、食事や代謝によってもおこなわれている点です。

つまり、食事をしなかったり、減らしたりすることや、睡眠不足やストレスをため込むなど代謝を低下させるような生活をしていると、熱中症のリスクが高まることがわかります。

 

そこでおすすめなのが、「ごはん」です。

パンに比べてごはんは水分を多く含んでいるため、効率的な水分補給ができます。

また、お米生活は胃腸の負担を軽くし、機能を高めることでスムーズに水分を吸収し代謝を維持してくれるのです。

適切な水分補給とあわせてお米を意識的に摂ると熱中症リスクを減らすことができます。

ぜひ、お米生活で夏を楽しく過ごしてくださいね。

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。