ごはんで解決!~妊活をしている人こそ、ごはんを味方に~ 2021年10月11日

今回のタイトルは、読者の方を少し狭めてしまう内容かもしれません。それでもあえて書こうと思ったのは、多くの方からご質問を受けるから・・・という理由の他に、妊活をしている、していないに関わらず、体内を健康に元氣に保つコツは、多くの方にとっても参考になると思ったからです。

もちろん「食事を変えれば妊娠します」とは言い切れませんが、妊娠しやすい体内環境をつくっておくことはとても大切な事だと考えています。妊娠をすると、大変なエネルギーを赤ちゃんに使うことになります。栄養不足の状態では妊娠しにくいのです。いい受精卵を作るには、卵子が良い状態であることが大切です。

でも歳を重ねれば重ねるほど、どうしても卵子も老化していきます。老化を遅くするためには、体温をあげること、そして抗酸化力をつけることを心がけましょう。

 

「抗酸化力の高い食事=鮮度の高いものをたべること」です。雑穀は抗酸化力が非常に高い食材で、体内が酸化しにくくなります。採れたての新鮮な野菜も抗酸化力が高い食品です。「白米をたべること」に罪悪感がある方が一定数いらっしゃいますが、そういう方は雑穀米にして食べてみると良いかもしれませんね。お米もそのままにしておくと酸化がすすみます。私は、お米を生鮮品と位置付けて、冷暗所(野菜室などの冷蔵庫)に保管し、出来るだけ早く食べきるように心がけています。最近、大手スーパーなどでは、陳列棚に玄米が並び、その場で精米をして渡してくれるお店もありますので、お米売り場をゆっくり覗いてみると面白いかもしれません。

食事の中心を担う「ごはん」が、新鮮で抗酸化力に満ちていると体内はどんどん元氣になってきます。

そして、忘れてはいけない酸化しやすいものの代表は「油」です。お惣菜売り場などで提供されている揚げ物は、油を使いまわししていたりするので要注意。頻度を少しだけ減らしてみるのも一つの方法です。自宅で油を使う際も、小さめの容器の油を早めに使い切るようにすると良いですよ。

また、不妊の半数近くは男性側に理由があるとも言われています。精子は毎日作られているので、日々の食事が大切です。是非、ご家族でしっかりとごはんを食べ、体内を活性化させ体温をあげる、そして抗酸化力をつけることを意識してみてください。野菜の種類も多い方が良い!と思わず、鮮度の良いうちに食べきることを意識して買い物してみてくださいね。私のレッスンを受けた後に、嬉しい報告をしてきてくださるケースが、今とても増えています。まずは食事から!「ごはん」はあなたの体内を活性化させる味方です。

recommend管理人プロフィール

  • 埼玉県出身。お魚屋からお米業界に転身してはや約15年。 お米の全てを知り尽くす魚を捌ける営業マン。 娘たちが朝ごはんにパンを求めても、食卓から絶対ご飯を外すことはなく、ご飯を愛してやまない。 当サイト管理人として日本の米文化の繁栄と、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を心から願っている。 好きな品種はひとめぼれ。