秋田県産ゆめおばこ 2018年08月03日

 

ゆめおばこというお米を聞いたことがあるでしょうか!

秋田はあきたこまちが一番強いイメージがありますが、
あきたこまちに次ぐ、新品種として2010年にデビューしました。

「ゆめ」は多くの農家さんの夢・希望である病気や寒さに強く、収量もとれる夢の品種であること、
「おばこ」は東北の方言で少女(娘)という意味があり、
秋田の女性をイメージする強い信念と柔らかさを合わせ持つことから名づけられたといわれています。

作付されている地域は、なんと世界遺産である「白神山地」の麓が一番多いです!!!
白神山地付近は穀倉地帯でもあるため、肥料成分が土に多く含まれています。
成分が既に備わっているため、収量性に優れているにもかかわらず化学肥料の使用量が少ないという特徴もあります!

また、比較的温暖であるのと同時に、夏と冬の寒暖差が激しく、冬は豪雪地域でもあります。
このような苛酷な状況で育つ品種のため、弾力が強くなることが特徴です。

食味としては、粘りと弾力性があり、さっぱりしているためどんな食べ方にも合うといわれています。
個人的には、あっさりしていて粒が大きく粒感があるため、炊き込みご飯や丼ものにおすすめです。

あっさりしてはいるのですが、あきたこまちとひとめぼれを親にもつため
ちょうど良い粘りも兼ね備えているため、コシヒカリのような粘り気を好む方にもぜひお試しいただきたい品種です。

お米の特集で、昨年「満点☆青空レストラン」でも紹介されました!

どこの量販店でも販売しているという代表的な商品ではないので、
運よくお見かけした際は、手を伸ばしてみて下さい。。